VISION SYSTEM — I410 / I420
MULTIVAC 画像検査システム I410/I420
MULTIVAC
MULTIVAC 画像検査システム I410/I420
目視や一般的なカメラでは見えにくい、シール部の噛み込みを自動検査。深絞り包装機上のインライン検査から、各種包装ラインへの追加設置まで
MULTIVAC 画像検査システム I410/I420 とは
MULTIVAC Vision system I410/I420は、パッケージのシール部に付着した製品片、タレ、ソース、マリネ液などを検査する光学式の画像検査システムです。透明フィルムに加え、黒色フィルム、部分印刷フィルム、全面印刷フィルムで覆われたシール部も、製品とフィルムの組み合わせに応じて検査できます。
深絞り包装機上へ搭載するI420は、フィルムを張った状態でシール部を検査します。検査位置を安定させやすく、軟質フィルムのカールや完成パックの搬送姿勢による影響を抑えながら、包装工程内で全数検査を構成できます。新規のMULTIVAC深絞り包装機への組み込みに加え、既設機への後付けも、機械仕様と設置条件を確認して検討します。
スタンドアロン型のI410は、包装機の下流へ設置し、シール後の完成パックを検査します。深絞り包装機やトレーシーラーに加え、パウチ包装、横ピロー包装などへの適用も個別に検討できます。検査可否は、製品形状、フィルム、シール位置、パックのカール、搬送姿勢などによって異なるため、まずはLICのデモ機で実製品テストを行います。製品や包装サンプルをお送りいただき、当社でテストすることも可能です。
解決できる課題
見えにくいシール噛み込みを自動検査
製品片だけでなく、タレ、ソース、マリネ液などの液体付着を検査します。透明フィルムに加え、黒色フィルムや印刷フィルムで隠れたシール部にも対応し、目視検査の工数と作業者による判定差の低減を支援します。検査可否は実製品と実フィルムで確認します。
機上の全数検査から、既存ラインへの追加設置まで対応
I420はMULTIVAC深絞り包装機上で、フィルムを張った状態のシール部を検査します。I410は包装機の下流へ設置し、トレー包装、パウチ包装、横ピロー包装などの完成パックを検査します。新規ラインへの組み込みと既存ラインへの追加設置から、包装機と検査対象に合う構成を選定します。
放射線管理を増やさず、複数の検査を1台に集約
I410/I420は放射線を使用しない光学式です。X線検査装置に伴う放射線関連設備の管理が不要なため、検査設備の運用負担を抑えられます。検査内容に応じて搭載するカメラやセンサーを選択し、シール噛み込み、印字、ラベル、バーコードなど、複数の検査を1台で同時に行えます。
ギャラリー
製品の特長
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01
製品片・液体のシール噛み込みを検査
シール部への異物や製品の付着を検査し、シール不良につながるリスクの低減を支援します。製品片の噛み込み、タレ・ソース・マリネ液などの付着、シール部に近すぎる製品を対象とし、シール前またはシール後に検査できます。検出できる対象とサイズは、製品、フィルム、シール形状、検査位置、設定条件によって異なります。
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02
透明・黒色・印刷フィルムのシール部を検査
フィルムの色や印刷で見えにくいシール部も、物質ごとの光の吸収・反射特性の違いを利用して検査します。透明軟質・透明硬質・黒色軟質フィルム、部分印刷フィルム、全面印刷フィルムに対応し、印刷フィルムの下に隠れたシール部も検査できます。黒色硬質フィルムを含む対応範囲は、フィルム材質、厚み、印刷、製品との組み合わせにより異なります。アルミフィルム・蒸着フィルムは対象外です。
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03
I420:深絞り包装機上で安定したインライン全数検査
I420は深絞り包装機上へ搭載し、フィルムが張られた状態でシール部を検査します。フィルム送りに合わせて検査位置を固定しやすく、安定した連続検査が可能です。完成パックを機外へ搬送して検査する場合に比べ、検査対象となるパックの姿勢変化や、軟質フィルムのカールによる影響を抑えやすいことが特長です。シール前に検査する構成では、シール予定部への製品片や液体の付着を検出し、必要に応じてライン停止へ判定結果を連携できます。シール後に検査する構成では、不良パックの識別・追跡・排出へ連携できます。
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04
I410:既存ラインへ画像検査を追加
I410は、包装機の下流へ設置するスタンドアロン型です。深絞り、トレー、パウチ、横ピローなど、各種包装ラインへの追加設置を検討でき、包装機を変更せずに検査工程を追加できます。機外検査のため、検査結果はパックの形状、カール、搬送時の向きや位置の影響を受けます。安定した撮像に必要な搬送方法と検査条件を、実製品テストで確認します。
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05
噛み込み・印字・ラベルを1台で同時検査
シール部の噛み込み検査に加えて、印字、ラベル、バーコードなどの外観検査を1台で同時に行えます。印字の有無・文字認識、賞味期限・消費期限・LOT番号、ラベルの有無・種類・位置・向き、バーコード・QRコードの有無・内容が対象です。必要な検査に応じて搭載するカメラやセンサーを選択し、製品と包装に合ったシステムを構成します。
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06
放射線を使用しない光学式で管理負担を軽減
I410/I420は光学式のため、X線検査装置に伴う放射線関連設備や定期管理を必要としません。放射線漏洩確認、放射線遮蔽部材、放射線関連設備の管理が不要です。一方、画像検査システム自体の清掃、点検、調整、保守は必要です。X線検査とは検出原理と対象が異なるため、製品、フィルム、包装形態、検査内容に応じて方式を選定します。
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07
包装機の操作画面と連携し、設定と結果確認を集約
包装機と画像検査システムを連携する構成では、包装機の操作画面から検査設定や判定結果を確認できます。製品ごとの検査設定を保存し、品種変更時に呼び出すことができます。MULTIVAC Line Controlとの連携により、包装機、画像検査、不良パック排出の操作を一つの画面にまとめることができます。対応範囲は、包装機と画像検査システムの構成により異なります。
TEST FLOW
製品を送るだけで検査可否を確認できる
つくば本社工場のLocal Innovation Center(LIC)では、I410のデモ機を使った検査テストを行っています。実製品と実フィルムで、シール噛み込み、印字、ラベル、バーコードなど、1台で行いたい検査をまとめて確認し、必要なカメラ構成、撮像位置、搬送方法、判定条件を検討します。LICへ製品をお持ち込みいただくほか、検査したい製品や包装サンプルをお送りいただき、当社でテストすることも可能です。送付前に、検査対象、良品・不良品サンプル、フィルム、想定ライン速度、必要数量を確認します。
画像検査の可否は、製品形状、フィルム材質、印刷、シール形状、パックのカール、搬送姿勢などによって異なります。特にI410では、パックを安定して搬送・撮像できることが重要です。
- 1. 検査内容の確認 … 検査したい不良・表示内容を確認
- 2. サンプル送付 … 良品と想定不良品、実使用フィルムを送付
- 3. デモ機でテスト … I410デモ機で撮像・判定テスト
- 4. 構成の確認 … 検出可否と必要なカメラ構成を確認
- 5. フィードバック … 検査結果と追加検証の必要性をフィードバック
- 6. 立会い確認 … 必要に応じてLICで搬送・排出を立会い確認
MULTIVACだからできること
ONE STOP
包装機・画像検査・ライン制御を
まとめて提案
MULTIVACは、包装機、画像検査、ライン制御、不良パック排出までを一つのシステムとして提案できます。検査内容に応じてカメラやセンサーを選び、包装条件と検査条件をまとめて検討します。
- 検査対象と判定基準の整理
- I410/I420の選定
- シール前・シール後の検査位置を検討
- 搭載カメラ・センサーの選定
- 包装機操作画面との連携
- MULTIVAC Line Controlとの連携
- 不良パック排出設備の設計
- 既存ラインへの追加設置
- 国内サポート
LIC TEST
まずはLICのデモ機で
実製品テスト
画像検査の可否は、製品形状、フィルム材質、印刷、シール形状、パックのカール、搬送姿勢などによって異なります。特にI410では、パックを安定して搬送・撮像できることが重要です。
- 製品片・液体の検出可否
- 透明・黒色・印刷フィルムの評価
- パック形状・カール・搬送姿勢の確認
- シール形状と検査範囲の確認
- 印字・ラベル・コードの読み取り
- 必要なカメラ・センサー構成
- 判定条件の設定
- 想定ライン速度での処理能力
- 不良パックの排出方法
TURNKEY
導入から運用までの
国内サポート
検査対象のヒアリングから、デモ機でのテスト、構成の決定、設置、判定条件の調整、操作トレーニングまで国内のスタッフが対応します。導入後は、点検、調整、部品供給などのサービスを提供します。
- 検査対象のヒアリング
- デモ機での実製品テスト
- カメラ・センサー構成の決定
- 設置・立ち上げ
- 判定条件の調整
- 操作トレーニング
- 点検・保守・部品供給
サンプル作成・実機テスト・見積のご依頼
LIC(ローカルイノベーションセンター)では実機を使ったサンプル包装テストを無償で実施しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
光学式の検査技術
物質ごとの光の吸収・反射特性の違いを利用し、透明フィルムだけでなく黒色フィルムや印刷フィルムで隠れたシール部も検査します。放射線を使用しないため、放射線関連設備の管理を必要とせず、シール噛み込み、印字、ラベル、バーコードなど複数の検査を1台に集約できます。
国内サポート体制
導入前のヒアリングとLICでの実製品テストから、カメラ構成の決定、設置、判定条件の調整、操作トレーニング、アフターサポートまで国内スタッフが対応します。
グローバルな包装ノウハウ
MULTIVACは包装機、画像検査、ライン制御、不良パック排出までを一つのシステムとして展開しています。包装条件と検査条件をあわせて検討できることが、包装機メーカーが提供する画像検査システムの強みです。
よくある質問 FAQ
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パッケージのシール噛み込み、印字、ラベル、バーコードなどを検査する光学式の画像検査システムです。I420は深絞り包装機上搭載型、I410は包装機下流へ設置するスタンドアロン型です。
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製品片、タレ、ソース、マリネ液などの付着を検査できます。検査可否と検出できるサイズは、製品、フィルム、シール形状、検査条件により異なります。
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部分印刷フィルムや全面印刷フィルムのシール部も検査できます。フィルムと製品の組み合わせによって異なるため、実製品と実フィルムで事前テストを行います。
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アルミフィルムと蒸着フィルムは対象外です。黒色硬質フィルムを含むその他のフィルムは、色、印刷、材質、厚み、製品との組み合わせから適用可否を確認します。
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I420はMULTIVAC深絞り包装機上へ搭載し、シール前またはシール後に検査します。I410は包装機の下流へ設置し、シール後の完成パックを検査します。
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後付けを検討できます。搭載可否は、包装機の年式、制御仕様、設置スペース、金型、フィルム送り、検査位置などを確認して判断します。金型やパック配置が変わる場合は、検査範囲とカメラ構成を確認します。
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フィルムが張られた状態で同じ位置を検査できるため、軟質フィルムのカールや完成パックの搬送姿勢による影響を抑えやすい点です。包装工程内で全数検査を構成できます。
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スタンドアロン型I410で適用を検討できます。製品形状、フィルム、シール位置、パックのカール、搬送姿勢によって検査可否が異なるため、LICのデモ機で実製品テストを行います。
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I410は包装機下流で完成パックを検査するため、X線検査装置と同様にパックの姿勢や搬送状態の影響を受けます。安定した撮像に必要な搬送方法を実製品テストで確認します。
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放射線を使用しないため、放射線漏洩検査や鉛カーテンなどの放射線関連管理を必要としません。ただし、画像検査システム自体の清掃、点検、調整、保守は必要です。
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できます。検査内容に応じて搭載するカメラやセンサーを選択し、シール噛み込み、印字、ラベル、バーコードなど、複数の検査を1台で同時に行えます。対応範囲は実製品テストで確認します。
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登録した条件との照合により、形状、製品・付属品の有無、位置などを確認できる場合があります。対象物の見え方、コントラスト、配置、搬送状態により異なるため、実製品テストで確認します。
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検査結果をライン制御へ連携し、自動排出システムやハンドリングシステムと組み合わせられます。排出方法はライン構成に応じて決定します。
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はい。検査したい製品や包装サンプルをお送りいただき、LICのI410デモ機でテストできます。良品と想定不良品、実際に使用するフィルムをご用意いただくと、検査可否と判定条件を比較しやすくなります。送付方法と必要数量は事前にご案内します。
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はい。製品や包装サンプルをお送りいただければ、当社でテストし、結果をフィードバックします。搬送やライン連携を含む確認が必要な場合は、次の段階としてLICでの立会いテストをご提案します。